2008年02月04日
今日の暦『立春』。。。(旧正月節)
今日は二十四節気の節目の日で、陰暦の正月(旧正月節)にあたる『立春』です。
昨日2/3は、皆さん節分の行事をされたと思いますが・・・
節分とは、季節を分けるという意味で年に4回あり、
『立春』、『立夏』、『立秋』、『立冬』の前日をさします。。。
もともと、鬼祓いは畿内の宮中で平安時代頃から行われていた行事であり、
近代になって、民俗文化に取り入れられた風習です。
近代(明治以降)では旧正月節である『立春』の前日を俗に云う『節分』といい
鰯を立てたり豆まきをして鬼(邪気)を祓い厄払いをし、
新しい年を迎える旧暦の大晦日行事の名残といえます。
(ただし、陰暦では新月を一日(ついたち)としますので、実際の旧正月は今年の場合2/7が元旦となり少しずれます)
初詣がまだの方は、2/7(木)が旧暦の元旦ですのでその日から15日以内なら初詣にいけますね
暦の上では、『立春』を迎えると春が始まりこの時期から暖かくなっていきます、
『寒の戻り』とよく言いますが、この立春を越えて寒くなった場合に使うと適切な言葉といえます。
新暦の正月を越えて節分までに『寒の戻り』を使うと若干違和感があるのはそのせいかもしれません。。。
ほな
『立春』豆知識・・・
『夏も近づく八十八夜・・・』という唄がありますが、
この八十八夜は、この『立春』から数えて八十八日目の夜という意味です。
また、十五夜(中秋の名月)は、『立春』から数えたのではなく、
その月の一日(ついたち・新月)から数えて15日目の夜の事を指し旧暦(陰暦)では一ヶ月の日数は新暦とは違い、
一日(ついたち)も新暦に置き換えると数日ずれていきます・・・
その為、中秋の名月(八月十五日)を新暦の九月十五日頃としていますが、
満月でない日が多いのはその為です。。。中秋の名月を拝むには旧暦を用いれば良いということです
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