2008年03月23日
室津~みなと町ぶらり~
先週に引き続き・・・龍野市御津町の室津を訪れました
播磨灘で獲れた海産物が直接漁協で買付けできるので、
今日のお目当て『いかなごの釜揚げ』と『生きたしゃこ』をGETするべくやってきました〜
・・・『わっち』宅では、いかなごは旬の時期は主に『釜揚げ』で食し、釘煮は保存食として食します
(新鮮ないかなごがすぐ近くで獲れるのでわざわざ佃煮にする必要がないのかも・・・)



室津は、古くから港町として栄え、
今でも播州室津港は海産物の水揚げは衰えることはなく、
地元大手スーパーなどにも出荷される播磨の台所です〜
今日GETした『しゃこ』このザル一杯で1,000円安い!

港をふらふらしてると・・・


漁に出ていた船が次々と帰ってきました・・・
ふと空を見上げると・・・

『かれい』の日干し・・・ううっ
飲みたい〜
『あんた!食べたいやら飲みたいやら言うとらんと、どこ行くか決まったんけ〜?』
『え!あ~先週龍野城に行ったときに賀茂神社の写真見たやろ?そこに行ってみたいねん・・・』
『ここからどっちに行くの?』
『わからん++;』
『調べてないんけ!
』
『調べるまでもないかもよ
ほれ見てみ〜』



『まぁ~いっつもあんたはタイミングがええなぁ~
』
『ここで観光パンフレット貰って、ついでに賀茂神社どっちか聞いてみよう・・・』
『こんにちわ~観光パンフレット貰えますか?』
『はいどうぞ
』
『ところでここは何かの資料館ですか?』
『はい、ここ室津海駅館は廻船問屋だった豪商『嶋屋』を市の指定文化財として保存開放して資料を展示しています』
『じゃぁ〜ここも観ていきます
』
『ここはお一人200円ですが室津民俗館と2ヶ所なら300円ですがそちらもいかがですか?』
『じゃぁ~そっちも行きます、あっそれと賀茂神社はどっちに行けばいいですか?』
『賀茂神社は、室津民俗館から歩いて10分ほど道なりに行ってもらえれば・・・』
『わかりました、ありがとう〜』
『たつの市立室津海駅館』内部展示室

『たつの市立室津海駅館』2F内部とそこから見える室津港の眺め




中庭の眺め。。。


■たつの市立『室津海駅館』 参照:西はりま遊記 地図はこちら
■所在地 〒671-1332 たつの市御津町室津306
■TEL 079-324-0650
■開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
■休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始、毎月末日(館内整理日)
■料金 高校生以上200円 小・中校生100円
※室津海駅館共通券 高校生以上300円 小・中校生150円
5分ほど歩くと・・・
『たつの市立室津民俗館』に着きました。。。
こちらの建物も廻船問屋だった豪商『魚屋』を民俗館として開放、
かなり古く築200年以上経っているそうです


庭の眺め。。。




■たつの市『室津民俗館』 参照:西はりま遊記 地図はこちら
■所在地 〒671-1332 たつの市御津町室津457
■TEL 079-324-0595
■開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
■休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始、毎月末日(館内整理日)
■料金 高校生以上200円 小・中校生100円
※室津海駅館共通券 高校生以上300円 小・中校生150円
『あ〜腹減ったぁぁぁぁぁ・・・何か食うぞ!』
『何か食うぞって何処いくん・・・』
『ええとこあるで
』
『なんで知っとん?』
『観光パンフにエリア別に紹介されてるねん
』
『へぇ~便利やなぁ~
』
『ちょうど目の前やし、ほな
ここ行こか・・・』

『ちょっと!あんた!ここ割烹やんか
高いんちゃうん?』
『それほどでもなさそうやで〜
』
・・・店の前におしながきで提示されているので安心
で?贅沢にも『お昼の小懐石』を注文、一人3,150円でした。。。他にも定食1,050円あり




■割烹まるよし HP ブログ
■所在地 〒671-1332 兵庫県たつの市御津町室津301番地 地図はこちら
■TEL 07932-4-0015
■営業時間 12:00〜21:00
■定休日 不定休(月〜水のいずれか/事前にお電話でご確認ください。)
・・・今日実は小豆島に行くつもりだったが、
急遽予定を変更して船代が浮いたのでちょっと贅沢したのであった。。。
腹ごしらえを済ませ、賀茂神社へ・・・
室津の町並み


江戸時代にシーボルトがここを訪れ賀茂神社から観た瀬戸内海を絶賛したという。。。その風景

『賀茂神社境内』



■賀茂神社概要 地図はこちら
平安時代に京都上賀茂神社(賀茂別雷神社)の直系御厨(台所の役割)となった
主祭神は賀茂別雷神を祀り上賀茂神社直系であることを裏付ける。
主な社は8社あり、すべて国の重要文化財として登録され、
元禄12年(1699年)建立のその姿のまま現存している
ひとまず目的達成~
カラスが鳴くからか~えろ~♪
新鮮なお魚をGET!するなら播州室津港漁業協同組合で・・・地図はこちら
一般の方でも卸価格で買うことができますよ
観てるだけでも楽しいので、一度行ってみる価値ありますよ〜
周辺関連記事:龍野ひなまつり~城下町ぶらり~(2008年03月16日)
たつの市~世界の梅公園へ・・・(2008年03月16日)
ぽかぽか陽気・・・(2008年03月11日)
播磨路の旅~世界の梅公園(2007年03月04日)

■室津の歴史
播磨国風土記に『コノ泊、風ヲ防グコト室ノゴトシ故ニ因リテ名ヲナス』と記され当時から穏やかで、
「室の如く静かな津」ということで「室の泊」と呼ばれたことがこの地名の由来とされます。。。
奈良時代の高僧『行基』が開いた『摂播五泊』
(河尻(尼崎)、大輪田(神戸)、魚住(明石)、韓(姫路的形)、室津(龍野御津))とされ、
古代より港町として繁栄し、近代まで海の駅として長く栄えた。
江戸時代に最盛期を迎え、西国大名の参勤交代や来日した朝鮮通信使の中継点としての繁栄したそうです。
明治時代になると陸道整備がなされ、海道が衰退しそれとともに室津の繁栄も衰退していった
また、室津では『八朔のひな祭り』が行われる(八朔とは旧暦の8/1[新暦7下旬])その由来。。。
その昔、室津の頂に『室山城』という城があったそうな・・・
(源平合戦の際に平家により室津の頂に陣が張られたことが起源とされるがその時期は不明・・・)
室町時代、『足利尊氏』の家臣であった『赤松円心』(後の龍野城城主の先祖)の
長男『赤松範資』がこの城を陣取っていた、その後『新田義貞』により一旦落城したが
『赤松円心』の援軍により再奪還した・・・
嘉吉の乱、で赤松満祐が将軍足利義教を滅ぼした後、赤松満祐も滅んだ事により、
播磨の国『室山城』は城主が山名氏へと移る
応仁の乱の際、『赤松政則』により再奪還し『浦上政宗』に城を守らせたが、
後に両家子息の対立があった際にその権利を奪われる・・・
時は流れ元禄9年の室山城城主『浦上政宗』が、
当時の姫路城城主『黒田職隆』の娘を子息『浦上清宗』の嫁として迎えようとした・・・
当時の龍野城城主『赤松政秀』は、その婚礼の虚を衝いて室山城を襲い、政宗・清宗を討ち滅ぼした。
その際、『黒田職隆』の娘が赤松勢に長刀で立ち向かい夫を滅ぼされた悲しみから自害したとされる。。。
その時期が『八朔』だったとされ無念の思いを静めるためにひな人形を飾り姫を弔ったことが所以とされる
播磨灘で獲れた海産物が直接漁協で買付けできるので、
今日のお目当て『いかなごの釜揚げ』と『生きたしゃこ』をGETするべくやってきました〜

・・・『わっち』宅では、いかなごは旬の時期は主に『釜揚げ』で食し、釘煮は保存食として食します
(新鮮ないかなごがすぐ近くで獲れるのでわざわざ佃煮にする必要がないのかも・・・)



室津は、古くから港町として栄え、
今でも播州室津港は海産物の水揚げは衰えることはなく、
地元大手スーパーなどにも出荷される播磨の台所です〜
今日GETした『しゃこ』このザル一杯で1,000円安い!


港をふらふらしてると・・・


漁に出ていた船が次々と帰ってきました・・・
ふと空を見上げると・・・

『かれい』の日干し・・・ううっ

『あんた!食べたいやら飲みたいやら言うとらんと、どこ行くか決まったんけ〜?』
『え!あ~先週龍野城に行ったときに賀茂神社の写真見たやろ?そこに行ってみたいねん・・・』
『ここからどっちに行くの?』
『わからん++;』
『調べてないんけ!

『調べるまでもないかもよ




『まぁ~いっつもあんたはタイミングがええなぁ~

『ここで観光パンフレット貰って、ついでに賀茂神社どっちか聞いてみよう・・・』
『こんにちわ~観光パンフレット貰えますか?』
『はいどうぞ

『ところでここは何かの資料館ですか?』
『はい、ここ室津海駅館は廻船問屋だった豪商『嶋屋』を市の指定文化財として保存開放して資料を展示しています』
『じゃぁ〜ここも観ていきます

『ここはお一人200円ですが室津民俗館と2ヶ所なら300円ですがそちらもいかがですか?』
『じゃぁ~そっちも行きます、あっそれと賀茂神社はどっちに行けばいいですか?』
『賀茂神社は、室津民俗館から歩いて10分ほど道なりに行ってもらえれば・・・』
『わかりました、ありがとう〜』
『たつの市立室津海駅館』内部展示室


『たつの市立室津海駅館』2F内部とそこから見える室津港の眺め





中庭の眺め。。。



■たつの市立『室津海駅館』 参照:西はりま遊記 地図はこちら
■所在地 〒671-1332 たつの市御津町室津306
■TEL 079-324-0650
■開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
■休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始、毎月末日(館内整理日)
■料金 高校生以上200円 小・中校生100円
※室津海駅館共通券 高校生以上300円 小・中校生150円
5分ほど歩くと・・・
『たつの市立室津民俗館』に着きました。。。
こちらの建物も廻船問屋だった豪商『魚屋』を民俗館として開放、
かなり古く築200年以上経っているそうです



庭の眺め。。。





■たつの市『室津民俗館』 参照:西はりま遊記 地図はこちら
■所在地 〒671-1332 たつの市御津町室津457
■TEL 079-324-0595
■開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
■休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始、毎月末日(館内整理日)
■料金 高校生以上200円 小・中校生100円
※室津海駅館共通券 高校生以上300円 小・中校生150円
『あ〜腹減ったぁぁぁぁぁ・・・何か食うぞ!』
『何か食うぞって何処いくん・・・』
『ええとこあるで

『なんで知っとん?』
『観光パンフにエリア別に紹介されてるねん

『へぇ~便利やなぁ~

『ちょうど目の前やし、ほな


『ちょっと!あんた!ここ割烹やんか

『それほどでもなさそうやで〜

・・・店の前におしながきで提示されているので安心

で?贅沢にも『お昼の小懐石』を注文、一人3,150円でした。。。他にも定食1,050円あり




■割烹まるよし HP ブログ
■所在地 〒671-1332 兵庫県たつの市御津町室津301番地 地図はこちら
■TEL 07932-4-0015
■営業時間 12:00〜21:00
■定休日 不定休(月〜水のいずれか/事前にお電話でご確認ください。)
・・・今日実は小豆島に行くつもりだったが、
急遽予定を変更して船代が浮いたのでちょっと贅沢したのであった。。。
腹ごしらえを済ませ、賀茂神社へ・・・
室津の町並み



江戸時代にシーボルトがここを訪れ賀茂神社から観た瀬戸内海を絶賛したという。。。その風景


『賀茂神社境内』




■賀茂神社概要 地図はこちら
平安時代に京都上賀茂神社(賀茂別雷神社)の直系御厨(台所の役割)となった
主祭神は賀茂別雷神を祀り上賀茂神社直系であることを裏付ける。
主な社は8社あり、すべて国の重要文化財として登録され、
元禄12年(1699年)建立のその姿のまま現存している
ひとまず目的達成~

カラスが鳴くからか~えろ~♪
新鮮なお魚をGET!するなら播州室津港漁業協同組合で・・・地図はこちら
一般の方でも卸価格で買うことができますよ

観てるだけでも楽しいので、一度行ってみる価値ありますよ〜
周辺関連記事:龍野ひなまつり~城下町ぶらり~(2008年03月16日)
たつの市~世界の梅公園へ・・・(2008年03月16日)
ぽかぽか陽気・・・(2008年03月11日)
播磨路の旅~世界の梅公園(2007年03月04日)

■室津の歴史
播磨国風土記に『コノ泊、風ヲ防グコト室ノゴトシ故ニ因リテ名ヲナス』と記され当時から穏やかで、
「室の如く静かな津」ということで「室の泊」と呼ばれたことがこの地名の由来とされます。。。
奈良時代の高僧『行基』が開いた『摂播五泊』
(河尻(尼崎)、大輪田(神戸)、魚住(明石)、韓(姫路的形)、室津(龍野御津))とされ、
古代より港町として繁栄し、近代まで海の駅として長く栄えた。
江戸時代に最盛期を迎え、西国大名の参勤交代や来日した朝鮮通信使の中継点としての繁栄したそうです。
明治時代になると陸道整備がなされ、海道が衰退しそれとともに室津の繁栄も衰退していった
また、室津では『八朔のひな祭り』が行われる(八朔とは旧暦の8/1[新暦7下旬])その由来。。。
その昔、室津の頂に『室山城』という城があったそうな・・・
(源平合戦の際に平家により室津の頂に陣が張られたことが起源とされるがその時期は不明・・・)
室町時代、『足利尊氏』の家臣であった『赤松円心』(後の龍野城城主の先祖)の
長男『赤松範資』がこの城を陣取っていた、その後『新田義貞』により一旦落城したが
『赤松円心』の援軍により再奪還した・・・
嘉吉の乱、で赤松満祐が将軍足利義教を滅ぼした後、赤松満祐も滅んだ事により、
播磨の国『室山城』は城主が山名氏へと移る
応仁の乱の際、『赤松政則』により再奪還し『浦上政宗』に城を守らせたが、
後に両家子息の対立があった際にその権利を奪われる・・・
時は流れ元禄9年の室山城城主『浦上政宗』が、
当時の姫路城城主『黒田職隆』の娘を子息『浦上清宗』の嫁として迎えようとした・・・
当時の龍野城城主『赤松政秀』は、その婚礼の虚を衝いて室山城を襲い、政宗・清宗を討ち滅ぼした。
その際、『黒田職隆』の娘が赤松勢に長刀で立ち向かい夫を滅ぼされた悲しみから自害したとされる。。。
その時期が『八朔』だったとされ無念の思いを静めるためにひな人形を飾り姫を弔ったことが所以とされる
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この記事へのコメント
Posted by くぅ at 2008年03月23日 02:36
|
おっ!東洋大姫路の文字が! いっしょに東洋大姫路を応援しましょう!(^_^)v 今日は天気もよかったし、いい気持ちだったでしょう。 室津も古くからの港町なので風情がありますね。(^_^) |
Posted by べっちょない at 2008年03月23日 03:02
Posted by カンチ at 2008年03月23日 10:09
|
『くぅ』さんへ いいところでしょ^^; 観光客は殆ど『堀市』までですので、 ・・・もう少し行けばここにたどり着くのにもったいない 室津港は静かでいいですよ~ 他府県の観光客が押し寄せる前に是非行ってみてください^^;V |
Posted by 『わっち』
at 2008年03月23日 16:38

|
『べっちょない』さんへ 東洋大姫路優勝して欲しいです!^^; 地元が応援せんとね~☆ 昨日は晴れてたので気持ちよかったです~ 『てんこもり』姫路忘年会はこの辺りでやりたいですね^^; ・・・もう忘年会? |
Posted by 『わっち』
at 2008年03月23日 16:42

|
『カンチ』さんへ ここの風情は別格です!^^; 戦火に見舞われなかったのが幸いで、 (姫路の町は米軍に焼かれた**;ので殆ど残っていない) 当時のままの建物が現存しているのには驚きでした~ 宿場もあるのでプチ旅行でお泊りもいいかもしれませんよ^^; (他府県エリア外の観光客が知ると人気スポットになるのは間違いないので今のうちに・・・) |
Posted by 『わっち』
at 2008年03月23日 16:50

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